1974年東京都生まれ。
日本とアジアの架け橋となるべく、マレーシアの国立大学にて日本語講師、外務省外郭団体にて国際交流に携わる。 その後、夫と飲食店を経営。
2007年4月『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会を立ち上げる。
2012年7月に法人化し「一般社団法人 知ろう小児医療守ろう子ども達の会」とする。
小学生・中学生・高校生の三男子の母。
東京立正短期大学 幼児教育専攻科 非常勤講師
長男が9ヵ月の時、痙攣重積を起こしました。
この病気は、数十秒~5分程度の熱性痙攣とは異なり、長く続くものです。
その時、我が子は45分以上も痙攣が続き、真夜中の救急外来に駆け込みました。
そこで私が見たのは、溢れかえるほどの子ども達、いらだつ親、そしてとても忙しそうな先生方や看護師さんの姿でした。
「この子はどうなるんだろう」と不安を抱きながらも、その光景を目のあたりにして、 「小児医療で大変なことが起こっている」と強く感じました。
しばらくして、小児医療や医療崩壊などについて知りたいと思い、インターネットや本、勉強会に参加するなど、自分なりに情報収集を始めました。
そんな中、厚生労働省から出された報告書で「小児の休日・夜間外来の9割以上が入院の必要がない軽症患者」と書かれているのを見たのです。
この数字に驚きました。「これは私も含め、お母さん・お父さんが子どもの病気について知らなすぎるからだ」と思い、親が子どもの病気について知る機会がないか、と自治体主催のものを探しましたがほとんど見つけられず、それならば自分で知る機会を作ろうと思ったのが、会を立ち上げたきっかけです。