富士通総研様 ダイバーシティセミナー

 

 

乳幼児のことと乳幼児を抱える従業員のことを理解する

ダイバーシティセミナー

~善い職場と善い会社であるために~

 

2017年3月29日(水)13:30-15:30

株式会社富士通総研 本社事務所11Fセミナールーム

 

講師 朝霞台中央総合病院小児科部長 小林真澄先生、阿真京子(当会代表)

 

 

富士通総研様からご縁をいただき、乳幼児と乳幼児を抱える社員を理解するためのセミナーを開催しました。

 

乳幼児を育てながら仕事をする親御さんは、子どもの病気と仕事のやりくりに常に追われ、綱渡りの日々です。

子どもが病気の時には、子どもの体調への心配に加え、職場に迷惑をかける心苦しさに辛い思いが重なります。

 

親御さんだけでなく、その親御さんを取り巻く職場の方、上司の方に、子どもの病気そして、子どもの病時の親の状況について理解していただくことで、よりよい職場、社会につなげていきたいという思いに共感いただき、この「働き方改革」の一環としてのセミナーを開催することとなりました。

 

関連会社を含め、従業員の方47名が参加されました。

男女比は半々(女性25名、男性22名)年齢層は20~50代、育児中の方からその上司、管理職の方まで多様な世代の方に聞いていただくことができました。

まず会の協力医であり、朝霞台中央総合病院小児科部長の小林真澄先生に、子どもの病気、医療にかかる際の見極め、ホームケア、子どもの発育や事故、予防接種など、お話しいただきました。小林先生ご自身も働きながら子育てをしてこられた先輩としての温かい目線が、育児中の方にとって安心でき、役立つお話でした。

 

そして代表の阿真からは、生涯にわたって役立つ医療との付き合い方について、お話させていただきました。医療機関で、医師と、どんなコミュニケーションをとったらお互いによいのか、いろいろな目線からのヒントがあり、考えさせられました。小児のことを切り口にはしていますが、大人が診察を受ける時にも、誰にとっても大切なテーマでした。

 

質疑応答ではたくさんの手が挙がり、薬の期限、おたふく風邪や予防接種、集団生活を始める時期、メディアを制限するさじ加減など、小林先生にご解説いただきました。

 

また富士通総研様で事前に取ったアンケートでは、男女で子どもの病時の認識と対応について、随分差があることがわかりましたが、そこから浮かび上がった、育児中の女性が育児と仕事の両立について抱え込んでいる状況を、職場の方々が理解し、共に考えていこうという思いが場にあふれていました。

事後アンケートでは、もっと職場の仲間、上司、夫に聞いてもらいたいというお声を多数いただき、育児中の親御さんだけでなく、いろいろな立場の方との相互理解の機会を設けることの大切さを改めて感じました。このような機会をぜひ増やしていきたく思っています。

 

 

【講座の感想】

 

・今までやっていたことが良いのか悪いのか曖昧だったので、医師の方からお話を聞けて大変勉強になった。

・子供の「いつも」の様子を知っておくことの大切さが分かった。

・症状を観察・記録して小児科医へ伝える方法が分かり、もっと医師へ頼るのも必要だと思った。

・初めて詳しく聞けてとても勉強になった、もっと早く知りたかった。

・新鮮な気持ちになりました、一瞬で通り過ぎてしまう「乳幼児育児」を楽しんでいきたいです。

・知っていることが古く、間違っていることが分かった。

・3歳までは病気をするなど子供の病気について理解できたので、職場の同僚に配慮できると感じた。

・小さい子を持つ部下が「働きやすく」且つ「生産性の高い」職場作りを意識してきたが、まずは「働きやすい」環境づくりを目指したいと思う。

 

*セミナーについての報告記事が富士通総研サイトに掲載されました*

http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/report/practicalwisdom/event/20170329event.html